東の国のアジア

カテゴリ:論説

1 名前:そーきそばφ ★2013/10/04(金) 00:49:50.82 ID:???

中国紙・広州日報の記者が「韓国でのケチケチ生活体験談」を紹介した。3日付で同紙が伝えた。

ソウルの街でゴミ箱を目にする機会は少ないが、道路は清潔そのもの。レストランのつまようじはでんぷんでできており、
食べることが可能。ホテルでは使い捨てのグッズはすべて有料だ。トイレットペーパーは極薄で、素早く水に溶ける。
テーブルの箸やスプーンなどもナプキンに包まれていない。

韓国に滞在中、記者はこうした「ケチケチ」を数多く目にした。だが、「ケチケチ」の裏には素晴らしい環境保護意識が
根ざしているのである。全国民が環境保護、節約の理念を掲げる中、韓国人は1つまた1つと人類の奇跡を作り出したのだ。

かつて、「疫病と犯罪の源」と呼ばれた清溪川は、ソウルの文化的シンボルとなり、ゴミであふれかえっていた蘭芝島は
5つの公園に生まれ変わった。韓国人の環境保護意識はわれわれ中国人にとって大きな啓発になる。

(編集翻訳 小豆沢紀子)XINHUA.JP 10月4日(金)0時18分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131004-00000000-xinhua-cn


転載元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1380815390/
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1 名前:そーきそばφ ★2013/09/23(月) 22:53:11.80 ID:???

日本の中国への対抗ぶりが激しさを増している。9月22日、海外網が伝えた。

尖閣諸島を巡回する無人機を撃ち落そうと声高に主張するだけでなく、
日本は中国の偵察戦闘機に対処する偵察機レーダーを研究開発しているほか、
中国の軍艦や戦闘機が太平洋で活動するのを監視するために、硫黄島に通信傍受施設を設置することを計画したり、
フィリピンやベトナムを支持するなど、中国包囲網の建設に動いている。

日本の目的は、中国を包囲することと、中国と繰り広げているアジア太平洋での主導権争いで優位に立つことで、
どちらにせよ中国を屈服させ、アジアのリーダー的地位を維持しようと目論んでいるのは明らかだ。

日本では右翼政権が誕生してから、この構想が公になりつつある。21世紀に入り、日本は価値観を同じくする
アジアの周辺国と「中国包囲」に向け統一戦線を張ってきた。日本が提唱する「自由と繁栄の弧」なるこの外交戦略は、
安倍政権の中国包囲戦略に発展した。

より広い角度から見れば、日本の中国包囲戦略は、米国の「アジア太平洋均衡戦略」に沿ったものだ。実際、
経済面だろうが軍事面だろうが、日本は中国の相手ではなく、日本は米国の後ろ盾を利用した虎の威を借りる狐にすぎない。
ただ米国の助けのを借りて、アジア地区のリーダーを名乗り、ほかの国の台頭を抑えているに過ぎない。

日本は第二次世界大戦の敗戦国であることも、米国に進駐されていることも、
アジア国家が日本の蹂躙を二度と受け入れないことも忘れてしまっている。

このような政治環境にあって、日本の右翼勢力は隣国に対してますます傲慢になり、堂々と挑発するまでになってしまった。

日本の現実を認めない危険な挑発行為を、中国も当然放置してはおけない。中国外交部の報道官は
「中国は釣魚島(尖閣諸島)の領土主権を防衛する覚悟も能力もある」と述べている。
日本が口火を切れば、中国は開戦とみなして応戦するだろう。

日本の右翼勢力の威嚇や監視、武力の誇示は自分の首を絞めるのと同じだ。
窒息するのは日中関係だけでなく、日本人の幸福な前途でもある。(編集翻訳 浦上早苗)

XINHUA.JP 9月23日(月)20時43分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130923-00000005-xinhua-cn


転載元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1379944391/
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1 名前:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★2013/07/01(月) 03:01:33.17 ID:???

ここ数年のネット世論の傾向というものを総覧すると、「嫌韓」が踏み絵に使われている感がある。
つまり、大雑把に言えば「韓国(朝鮮)が好きか嫌いか」を軸として左と右が分類されている。
韓国に融和的なのが左、批判的かつ嫌悪を示すものが右、という具合である。

この中で殊更ネット上で積極的に韓国に対しての嫌悪や敵愾心を示すものを或いは「ネット右翼」と呼んだりする。
但しこの場合「ネット右翼」はそれを否定的に扱う文脈の中で登場し、一方肯定的な文脈の中では
「ネット右翼と呼ぶな、保守と呼べ」という塩梅になる。事情を知らない人間には誠にわかりにくいが、
乱暴に言うと「左から観た嫌韓」が「ネット右翼」であり、「右から観た嫌韓」が「保守」という倒錯した状況に陥っている。

さらに事態を複雑にしているのは、「右から観た嫌韓」の当事者たちによると、その言動が穏便なものこそが「保守」であり、
下品で乱暴なものが「ネット右翼」である、というここで更に二分化が進んでいる。
つまり「ネット右翼」を空疎なレッテル貼りだとしながらも、他方では「ネット右翼」の存在を是認しており、
その代表格が「在特会」(在日特権を許さない市民の会)だというのである。

「我々は在特会と一緒ではない。在特会のようなネット右翼と我々保守を一緒くたにするな」
というのが、概ね「保守」を自認する人たちの多数派を占めている。
私の周りの意見もだいたいこの様なニュアンスのものが圧倒的である。

しかし、「在特会」と「保守」を区別するものが思想ではなくその言動の濃淡である、
という分類方法はその文脈を共有する「保守」の側の皮膚感覚に依拠しており、
つまりよく事情を知らないものが見ればそれらは「嫌韓」という共通項が存在するので区別することが出来ず、
だから例えば有田芳生や香山リカやその一派などからすると「保守」もひっくるめて「ネット右翼」と括ってしまうのである。

ここで「保守」側は、言動の濃淡を以って彼らへの反論とする(つまり我々は上品なので在特会とは違うのだ―云々)
を常に言いがちであるが、そもそも彼らに「嫌韓」の濃淡を見極める審美眼は無く、
彼らが問題としているのは言動の濃淡ではなく「嫌韓」そのものなので、
いくらその濃淡で自己正当化を図っても「ネット右翼」のレッテルは止むことはない。「保守」側は、抗弁の仕方を根本的に間違っているのである。

この問題に関するより深い考察は、私がさる4月26日に刊行した『ネット右翼の逆襲 嫌韓思想と新保守論』(総和社)
により詳しいが、これは読者の方に是非是非購読していただくとして(笑)、
そもそもネット世論に蔓延(はびこ)る「嫌韓の踏み絵」で左右を分ける最初の分類方法が異常だ、ということを指摘せねばならない。

「嫌韓」を踏み絵にして左右をあぶり出す、という手法を好んで用いる
人々の多くは(それは私の経験上「保守」を自称する人々に多い)、
例えばある人物が「韓流ドラマが好きだ」と言っただけで「ア、コイツハ、サヨクダ」と分類する。

その他にどんなに的確な論評をしていようと、その一言だけで「コイツハ、リベラルダ」などという分類に進む。
例えば私が韓国を旅行して「韓国人は皆親切だった」という
当たり前の旅行の感想(事実そうであったからに過ぎない)を述べただけで韓国に対し
「融和的」であると看做し「コイツハ保守デハナイ」という分類に進むのである。

繰り返すように、なぜこういう分類が存在しているのかといえば、
それは取りも直さず「嫌韓」が左右を別ける「踏み絵」として所謂「保守」の側に充分機能しているからに他ならないからだ。
「嫌韓」の有無こそ、左右を分類する最も簡単で即効性のある正しく「踏み絵」として存在していることを否定できる論者はどれだけ居るだろうか。
しかし、「嫌韓」を踏み絵として使っている人々は恐らく「嫌韓」の歴史的文脈を全く理解していないように思える。換言すればほとんど無知に近い。

http://real-japan.org/「嫌韓」の踏み絵と『ネット右翼の逆襲』/


転載元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1372615293/
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1 名前:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★2013/04/18(木) 22:31:49.64 ID:???

2013年2月、韓国において朴槿惠政権が発足した。韓国が今後、どのような政策運営を行なうかはまだ不明だが、
日本のメディアのほとんどは朴槿惠氏の大統領就任を好意的にみている。「日韓関係は改善が期待できるに違いない」と。

だが私は、そのような風潮に違和感を抱いている。なぜ多くの日本人は、朴槿惠大統領下で日韓関係は改善すると考えるのだろうか。

その大きな要因は、父親の朴正熙大統領であろう。彼は日本の陸軍士官学校を卒業(57期相当)しており、
1963年に大統領に就任後、65年には日韓基本条約を締結して日本との国交回復を果たした。
このように父親に「親日的」とのイメージがあるため、娘の朴槿惠氏にも同じイメージがもたれているのだ。

だが、これは大きな勘違いだ。朴正熙大統領は16年ものあいだ政権を握り、いわば独裁主義を採ってきたのである。
じつは韓国では、この時代にもっとも強烈な反日教育が行なわれていた。

たしかに朴正熙大統領は、個人的には日本好きだったのかもしれない。
だが国内では反日教育を徹底させ、それによって、韓国人の反日感情が確固たるものとなり、現在に至っているのである。

李承晩大統領が採った反日政策を、朴正熙大統領は踏襲したのだ、とよくいわれるが、
李承晩大統領時代の韓国国民の教育レベルはそれほど高いものではなかった。つまり「反日」は、
国民のあいだでそれほど強く固まってはいなかったのである。国民の教育レベルが上がり、
徹底した反日教育が敷かれ、「反日」という思想基盤がつくられていったのは、朴大統領時代からである。

私が韓国で学校に通っていたのもちょうど朴正熙大統領時代だったが、そこでは日本人を「ウェノム」と言った。
「ウェ」とは倭国の「倭」、つまり「倭の奴」という意味である。そして日本人を「血も涙もない人間だ」と悪魔のような存在として教わったのである。
いま60歳前後以下の教育を受けた韓国国民はだいたい、このような侮日の感覚をもっている。
韓国で何かあるたびに日の丸を燃やしたり踏みにじったりするのは、そのためである。

実際、朴槿惠氏は、一般の韓国国民がもっているレベル以上の対日認識はないと思う。あらゆる発言内容をみても、
一般の学生レベルの歴史認識しか持ち合わせていないことがよくわかる。

たとえば大統領就任前、「竹島問題をどうしますか」と問われ、「それは簡単です。日本があきらめることさえすれば問題は解決できますよ」
というように答えている。また「日韓歴史問題について、どのように解決しますか」という問いに対しては、
「日本の知識人はまともな歴史認識をもってほしい」としか言っていない。
「日本人の歴史認識はまともではない。これを直さないかぎり日韓関係の未来はない」と言いたいのである。

日本人のなかには「きっと韓国内ではそんなことを言わざるをえないムードなのだろう」と慮る人もいるだろうが、そうではない。
朴槿惠大統領であれ李明博前大統領であれ、政治家としての本音と建前があるのではなく、これが本音であり建前なのである。

これが、朴正熙政権時代に強烈な反日イデオロギーという、精神性まで組み込んだ反日教育を行なった結果である。
朴正熙政権時代にほぼ全国民が教育を受けるようになり、その結果、大多数の韓国人の日本に対する認識は、
以後の教育で植え付けられた認識以外のものではなくなってしまった。

今回、朴槿惠氏が大統領に決まり、「日韓関係がよくなるかもしれない。なぜなら父親時代に……」となっているが、
実際に日本のメディアが何をもって彼女を好意的に報じているのかをみれば、何もないことに気づく。
父親の時代に反日教育が徹底されてきたという事実を、日本はきちんと認識しておく必要がある。

全文は
http://blogos.com/article/60447/?axis=&p=1
http://blogos.com/article/60447/?axis=&p=2
http://blogos.com/article/60447/?axis=&p=3


転載元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1366291909/
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1 名前:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★2013/03/02(土) 23:37:55.68 ID:???

朴韓国大統領、日本は歴史直視を 被害の立場は千年不変【ソウル共同】
http://www.47news.jp/CN/201303/CN2013030101001450.html

韓国の朴槿恵大統領は1日、独立運動を記念する政府式典の演説で、
日韓がパートナーになるためには「日本が歴史を正しく直視し、責任を取る姿勢を持たねばならない」と述べ、
竹島(韓国名・独島)の領有権や旧日本軍の従軍慰安婦などの歴史問題で対応を取るよう求めた。
加害者と被害者の立場は「千年の歴史が流れても変わらない」と強調。
時間の経過だけでは問題は解決しないとして、日本に早期の態度変化を要求した。
朴氏が演説で問題解決が日韓関係深化の条件になるとの考えを鮮明にしたことで、
日韓関係は歴史問題をめぐり緊張した状態が続くことが確実になった。
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父親である朴正煕元大統領が、日本の陸軍士官学校を卒業している事、
日韓基本条約を締結しその資金で満州をお手本にインフラ整備を行い、
韓国経済の基盤を作った事など、私は「比較的親日家」のイメージを持っていましたが、娘に期待した私としては残念な演説。

折しも韓国国内での不買運動等などに煽られ、「あぁーぁ、やっちまったなぁ」という印象です。
反日を唱えなければ維持出来ない国家なのですね。千年不変って、なんだかなぁ。
背景には、真の謝罪と反省はまだであるという認識。日本に誠意ある措置要求へと言いたげです。

しかし、父親が締結した日韓条約は、
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1965 日韓基本条約、請求権及び経済協力協定(略称)
 有償 2億ドル(720億円)
 無償 3億ドル (1080億円)
       =生産物および日本人の役務(10年)
     *別に民間3億ドル

協定第二条1「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認する」
合意議事録2(g)8項目「対日請求要綱の範囲に属するすべての請求」について
「いかなる主張もしえないこととなることが確認された」
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重要なことは、「完全かつ最終的に解決されたこととなることを確認」したわけで、
これを両国が国際条約として認めたということです。

私は、条約とは過去の清算。交通事故での示談のようなものと考えています。これで折り合いを付けて、もうお互いが何もいわない。
そして新しい関係を結んでいこう、で、いいじゃないかと思うのが自然です。

だから、戦後保障についてもはや何も行う必要はありませんし、千年恨まれるならば、条約とは何だったのかという事にもなります。
条約とは何かを、父親が締結した日韓基本条約に学んで欲しいと思います。

長崎県対馬市の寺社から盗まれ韓国に持ち込まれた仏像の扱いに関し、
有体動産占有の移転禁止の仮処分を申し立て、日本返還にブレーキがかかった事等、
国際的に韓国の判断が疑問視される中、追い討ちをかけてしまったこの記者会見。

日韓関係が悪化して損をするのは韓国の方だと思います。

http://blogos.com/article/57251/


転載元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1362235075/
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1 名前:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★2013/01/31(木) 01:45:58.80 ID:???

一般会計の総額92兆6000億円の2013年度予算案が決まった。予算規模が今年度より0.3%減ったということになっているが、
1月に編成された補正予算で13兆円がすでに支出されているので、それと合計すると105兆円を超える史上最大規模だ。

安倍晋三首相の所信表明演説も「危機」という言葉が14回も出てくる割には、危機を克服する具体策がない。
経済政策は日銀叩きとバラマキ財政だけで、TPP(環太平洋経済連携協定)にも原発再稼働にも言及しない。

この狙いは明確である。この夏の参議院選挙に向けて、摩擦を起こす政策はすべて先送りしているのだ。
安倍氏は前の政権では、参院選に大敗したため退陣を迫られ、そのときの「ねじれ」がいまだに尾を引いている。
それを解消して昔の自民党のような一党独裁に戻すことが彼の至上命令である。
(中略)
安倍氏の激しい日銀バッシングで円安という効果はすでに出ており、バラマキ公共事業の分はGDP(国内総生産)も増える。夏までは「景気のいい感じ」は続くだろう。
そのあと金利が上がっても財政がおかしくなっても、何とかなるだろう。彼の政策は「昔の自民党」への回帰だが、選挙対策という点では極めて合理的である。

「デフレ脱却」も、TPPなどの厄介な問題から関心をそらせる目くらましだ。
1990年代以降、新興国が世界市場に参入したことで、世界的な物価上昇率低下(disinflation)が始まった。
特に中国に隣接している日本ではその影響が大きく、耐久消費財の価格は20年でほぼ半分になった。「デフレ」と言われている現象の実態は、この相対価格の低下である。

特に重要な要因は、賃金の低下である。右の図のように、ここ15年でアメリカの名目賃金は70%以上上がったが、日本では10%以上下がった(日本総研調べ)。
同じ時期にアメリカの物価は日本より約30%高くなったが、これは名目賃金上昇率の差でほとんど説明がつく。
このように大きな差がついたのは、吉川洋氏(東大教授)も指摘するように、中国との競争による賃金の低下圧力を欧米ではインフレで解決したのに対して、
日本では賃下げで解決したためだ(『デフレーション』日本経済新聞出版社)。

欧米では賃金の高すぎる製造業でレイオフが行われ、労働者が低賃金の流通業などに再就職するという形で賃金調整が行われたので失業率が上がったが、労働力が再配置されて労働生産性も上がった。
これに対して日本では正社員の雇用を守る代わりに中高年を賃下げし、若者が非正規社員になった結果、失業率は低いが世代間格差が拡大した。
みんなが辛抱して雇用を守ったことが、人材の流動化を妨げて労働生産性を下げ、成長率を下げてデフレをもたらしているのだ。
つまりデフレの根本原因は、単純労働の賃金が全世界で一物一価になる大収斂(要素価格の均等化)である。これは水が低いところに流れるような法則で、遅らせることはできるが避けることはできない。

「デフレ脱却」というのは、この原因と結果を取り違えた話で、大事なのはデフレを止めることではなく、労働生産性を上げることだ。
かつて日本は農村から都市への急速な労働移動によって驚異的な高度成長を実現したが、
90年代以降の公共事業で地方に非生産的な雇用を創出し、労働移動が止まったことが成長率低下の1つの原因である。

だから成長率を高めるには、公共事業のバラマキをやめ、都市への人口集中を促進することが重要だ。
東京都の平均年収は(全国最低の)沖縄県の1.5倍ぐらいあるので、地方から都市に人口を集中させれば、まだ所得が上がる余地はある。

こうしたグローバルなデフレ圧力に向き合わないで輪転機をぐるぐる回しても、インフレにはならず、景気も回復しない。単位労働コスト(生産性で割った賃金)が中国と一致するまでデフレは続くからだ。

日本が成長するためには、一方で新興国にはできない高付加価値の産業を創造するとともに、単純労働の生産性を上げて単位労働コストを中国に近づけることが重要だ。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37056
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37056?page=2
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/37056?page=3
http://jbpress.ismedia.jp/mwimgs/8/1/309/img_81e9736efe8efa44e8f3d392b7ad792014725.jpg


転載元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1359564358/
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1 名前:帰って来た仕事コナカッタ元声優 φ ★2013/01/28(月) 00:55:34.54 ID:???

衆議院選挙戦最終日の12月15日、秋葉原で行われた安倍晋三・自民党総裁の街頭演説にはおよそ3000人が集まった。
日の丸を手にした群衆で埋め尽くされた駅前ロータリーには、どのような人間が集まり、現場では何が起きていたのか? ジャーナリストの安田浩一氏が現場の状況をリポートする。

* * *
午後7時半。安倍総裁が盟友の麻生太郎氏とともに姿を現わすと、駅頭のボルテージは一気に高まった。
日の丸の旗はなお一層激しく波打ち、電飾を施した「アイラブ自民党」のプラカードが上下に揺れる。まるでアイドル歌手のコンサート会場だ。

小林よしのり氏が言うところの「紅衛兵」の群れに見えないこともない。

街宣車の上で、安倍総裁は人差し指を左右に何度も突き出しながら、「最後のお願い」に熱弁をふるった。景気回復、教育改革、そして外交。
民主党ではなし得なかった政策を必ず実現するのだと訴える。なかでも群衆を沸かせたのは、教育と外交に関する主張だった。

「日本の教育を歪めているのは日教組です!」
「竹島に外国の政治家が上陸した。自民党時代にはあり得なかったことです!」

規律のある強い日本を目指すそれを示唆する言葉が安倍総裁の口から漏れるたびに、割れんばかりの拍手と歓声がビル街に反響する。
「そうだあ!」 「売国奴を一掃しろ!」

文言だけを拾い上げれば、日夜、ネット言論で当たり前のように流通しているものである。しかし、絶叫に近い生身の声を伴うと、それはさらに熱を帯びて耳に突き刺さる。
これがいまの日本の「気分」なのだなと、私は受け止めるしかなかった。この場にいる人々が、必ずしも日本を代表しているわけではない。
だが、マスコミへの怨嗟と、安倍総裁に対する熱狂的な求愛は、間違いなく日本を覆う不安と不満を突破したいと願う「気分」を表わしている。

マスコミに、民主党に、そして中国や韓国、北朝鮮に、経済も国土も自信も奪われたと感じる人々にとって、返り咲き「安倍首相」は奪われたものを取り返してくれるであろう救世主なのだ。
私はこのとき、自民党の圧勝を確信し、そしてその通りとなった。

私が取材で知り得たネット出自の草の根保守層は、その多くが安倍総裁を「待ちに待った本当の保守」だと持ち上げた。
尖閣に公務員を常駐させると言い、「国防軍」の設置に言及し、日教組の影響力を弱めると宣言する安倍総裁は、「弱った日本」を立ち直らせる「強さ」の象徴である。

安倍総裁を熱狂的に後押ししたネット言論を見よ。明日にでも武力で中国や韓国を駆逐できそうな「期待」でいっぱいだ。
「在特会」(在日特権を許さない市民の会)などのデモに参加する30代の会社員などは、「この勢いで売国的言論など取り締まったほうがいい」と気勢を上げる。
人権擁護法案に反対してきた彼にして、ここまでのぼせているのだ。人間、弱った時ほどシンプルで力強い言葉に鼓舞される。

だが熱狂と興奮に満ち溢れたネット言論は、いつまでその体温を維持できるのか疑問視する向きも多い。
自民党大勝が「安倍に批判的な穏健派議員も大量に生み出した」(政治部記者)こともまた、忘れてはならない。

※SAPIO2013年2月号

http://www.news-postseven.com/archives/20130127_165466.html


転載元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1359302134/
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